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今日の言葉2014年6月1日(日)「幸福度の高い国には、自転車先進国が多い」

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今日の言葉
201461日(日)「幸福度の高い国には、自転車先進国が多い」

 

今日も地表の真ん中を我が物顔で走る自動車に遠慮して狭い歩道を歩く人間たち…私はこのクルマ社会に最近はかなり確信をもって「終止符が打たれる日もそう遠くない」、そしてクルマに対しては「なんという時代遅れな乗り物なのか」という思いを強くしている。

ここ数年、どこの国に居ても散歩を楽しむことが趣味になっていて、地べたを自分の二本の足で歩く歩行者の立場から人間社会を観るようになったせいもあるかもしれない。

 

クルマはもはや私にとって「両手でナイフを振り回しながら全速力で走り狂う」モノに思えてきたのである。考えてみれば、ナイフなんかよりも確実に人を殺せる凶器が歩行者のすぐ横を走り抜けているのだ。

 

私の抱く「次の社会」は地表を走るクルマは姿を消し、交通手段はすべて地下か空を移動する。地表は歩行者が取り戻す。そのためには地下路を整え、時代遅れのクルマは取り敢えず地下に走らせるとして、空路も抜本的に見直して、未来型ヘリコプターや未来型自家用飛行機がこれまでのクルマに取って変わらなければならない。

 

最近でも時々、その実験がニュースでも取り上げられる「人間ヘリコプター」や「空飛ぶクルマ・バイク」の実現は意外と早いかも知れない。

考えてみれば、最初に白黒テレビが現れ、それに色が付き、それが現代では3Dで飛び出して見えるようになって人々の度肝を抜いたのもつい最近だし、日本語のタイプライターの苦労を一掃するワープロが現れて、それを自在に駆使する人を「わープロだ」と言って驚いていたのも束の間、すぐに現在のパソコンが登場して、人間の科学進歩の速さには散々驚かされてきたのだから。

 

今は空想に過ぎないと笑っていることが、我々の想像を遥かに超えるスピードで社会は変わり、私が夢想するような「地表は歩行者が主役」の社会が来る日は、意外とすぐかもしれない、と思っている。

 

しかしながら、地表を走る凶器、すなわちクルマのない社会がいずれ来るにしても、それまでのツナギとして、なにか工夫のしようがないものか、と思案すれば、「そうだ、自転車があるではないか」と気づく。交通手段としての自転車の人間的小回りの良さを大いに活用して、歩行者が主役となる「次の社会」への移行措置をとるのが、もっとも現実的かも知れない。

 

さて、以前読んだコラムに「自転車先進国」という言葉が出てきて、しかもそれが「幸福度の高い国」とどうやら関係があるらしい。最近発表された「世界幸福度ランキング」に触れてコラム氏は「幸福度の高い国」の条件として幾つか挙げていたが、私はその中の次のような分析に注目した。

  

<デンマーク(幸福度1位)とオランダ(同4位)は、世界でも有数の自転車先進国として知られている。また、幸福度で上位に入っているその他の国々も、自転車に優しいことで有名だ。確かに、経済大国に登りつめた中国や、発展途上地域のほとんどでも自転車が主要な交通手段として使われているが、これらの国に住む人々は好きこのんで自転車に乗っているわけではない。>

 

つまり、自転車の利用環境が進んでいる国はその国に住む人々の幸福度も高い、但し、ただ自転車利用者が多ければ良いのではなく、

自動車利用の便利さと弊害を十分学習し認識した上で、個人の移動手段としての自転車利用に重点を置き、自転車と自動車・歩行者との棲み分けを積極的に進めて整備してきた国では人々はそこで生活することに高い幸福感を抱いている、

ということであろう。

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日本で教壇に立っていた時、大人の入り口に差しかかっている高校生たちに、「幸福」について話すことも度々あった。永遠に解けない問い「幸福とはなんぞや」に対して、それでも我々はある程度のヒントを見いだすことができるのではないか。社会の単位で幸福を考える場合、この「幸福度の高い国には、自転車先進国が多い」という視点は、良いヒントになるのではないだろうか。

 

最初に触れたコラム氏の記事は、国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」の支援を受けて行われた調査「世界幸福度ランキング2013」について述べたものである。この調査は世界156カ国に住む人々の幸福度を国別のランキングにまとめたものだ。評価基準としては、富裕度、健康度、人生の選択における自由度、困ったときに頼れる人の有無、汚職に関するクリーン度や同じ国に住む人々の寛大さなどの要素が挙げられている。

 

この総合ランキングで、自転車先進国のデンマーク(幸福度1位)とオランダ(同4位)は先に挙げておいたが、その他の主な国のランクを見てみると、アメリカは17位(隣国メキシコは16位)、イギリスが22位、ロシアが68位のほか、中国93位、イラクは105位。内戦状態にあったシリアが148位、西アフリカ地域のベナンが155位、そして最下位の156位となったのは隣国のトーゴ。


因みに日本は
43位になっている。(毎日jpから)

 

さて、156カ国中43位という日本の幸福度位置をどう捉えたらいいのか。まあまあ妥当なところか。少なくとも、幸福というものが経済的豊かさだけでは測れないことは、誰でも見て取れるだろう。


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